容疑者X抗体の献身
ナノモンシリーズ 第四章
くぅ疲これ完









ナノモン ナノモン
サヤコ 一条彩弥子
シラコ 黒井白子






第四章










蒸し暑さに無理やり起こされ、私……一条彩弥子は寝室代わりになっている納屋を出た。
元々この町工場は稼ぎだけは良かったので、ほとんど全壊に近かった作業場も比較的容易に再建できた。
むしろ綺麗になった分、自分が掃除する手間が若干省けたとさえ言える。
相変わらず、私のパートナーは研究と製作以外には全く興味がない。
しかもその研究内容が頭にくる。

研究室の戸を開けると、二つの影があった。

「あ!お姉さま!おはようございますですの!」
「その『お姉さま』って止めてくれない、白子……」

彼女、黒井白子(くろいしらこ)が私同様にこの工場で住込みの助手を始めたのはひと月ほど前からだった。

「止めませんのお姉さま!あのゲスデジモンにこの世界で助けられたかと思ったらセクハラされて、怒りの余りアイツを探してこの世界を彷徨った挙句この工場を見つけたのは良いものの、今度はリアルワールドに戻ることが出来ないことを知って途方に暮れた私に『ここに住んだら?』って言ってくれたお姉さまは命の恩人ですの!」
「う、うん、そうだけど、設定を一言で全部言うのはちょっと読みにくいと思うんだ。改行とかないし……」

キャラ設定的に2つの意味で危ない彼女は、以前はデジモン小説の掲示板の荒らし行為をしていたらしい。
個人的にはデジモン小説には特に興味がないから良いのだけれど、まさかそのデジモン自身にセクハラされた挙句、従業員同然に働かされるとは思ってもいなかっただろう。
その割にちゃんと仕事をしているのは多分、同じようにここで私が働いているからだと思うんだけれど……。

「また寝坊かね、サヤコ」

部屋に無機質な声が鳴り響いた。
気分が重くなる。

「全く、ニンゲンというものは仕事も満足にできない上、己のコントロールすらままならないのか」
「昨日の夜はアンタが床にぶちまけた盗撮写真を処分するのに忙しかったのよ」

部屋に香ばしい匂いが充満している。
アイツにしては珍しい。

「コーヒー?なら私にも一杯もらえない?」
「今は研究中だ、自分で淹れるんだな」

工場のロフト部分から小さな影が現れた。
逆光でシルエットのようにしか見えないのが主人公っぽくて腹立つ。
いや実際主人公なんだけど。

彼は右手に持ったビーカーの中の液体を優雅に口へ流し込んだ。
そしてそのまま優雅に吐いた。

「ゲロゲロゲロゲロ」
「何やってんのアンタ!?」

ビチャビチャという音が鳴り響いた。

「ビーカーに淹れたコーヒーが美味いか否かを検証している。だがどんなに上質な豆を挽いても全く美味しくならない。不思議なことだ」
「何その検証!?ていうか朝からずっとそれやってる訳!?」
「このビーカーで13個目だ」
「つまり13回吐いてんの!?掃除は!?」
「お前の仕事だろう、何を言ってるんだ」
「キエエエエエェェェェェェェェ!!」

思わず発狂しそうになった。
折角建て直して綺麗になった工場を何だと思ってるの!?

「そう叫ぶな。確かに、この工場の従業員は私を入れても3人。理科が得意なシラコはともかく、実験対象として以外に全く研究の役に立たない君に掃除の負担がかかっていることは十分理解しているとも。だが、これで"美味いコーヒーを淹れられるビーカー"が出来たら我が工場も更に大儲けできるに違いない。そうしたら従業員を増やしてやる、黙って働け」
「そんなビーカーがバカ売れすると思ってるアンタの脳みそが理解出来ない……」
「お姉さま、あんなド腐れ変態デジモンなんか気にしないでくださいまし!私がこの身体を以てお姉さまを慰めて……」
「レズシーンが始まるならちょっと待ってくれ。撮影準備が整っていない」
「やんないわよ馬鹿!」

ストレスがマッハで激おこぷんぷん丸な私を尻目に、彼がクソの役にも立たない研究に戻ろうとした瞬間……研究室の扉が開いた。
息を切らし、筋骨隆々なインベイド型デジモンが入ってくる。

「朝からすまんな」
「あれ、どうしたんですの?ジョン」

明らかに通常のナニモンを超えた筋肉と体躯を持つ彼はジョンと言い、この町で酒場を経営している。
見た目と喋り方はともかく、意外と常識人な彼が、この工場を訪ねてくるのは珍しいことだった。

「どうしたのだジョン、私は研究で忙しいのだが」
「連絡も無しに来たのは悪かった。これを渡したくてな。仕事が入ってしまって俺は行けないんだ。イピカイエーだよ」

ビーカー片手に研究室に戻ろうとしている彼を、ジョンが呼び止める。

「何だ」
「お前の大好きなニンゲンの女のコンサートチケットだ」



逆光の中で、私のパートナー……ナノモンはくるりと振り返った。

「実に興味深い」





ジャジャジャジャジャジャジャジャジャジャジャジャジャジャジャジャ!
ジャジャジャジャジャジャジャジャジャジャジャジャジャジャジャジャ!
チャラララー!チャララララーーーー!!
(ジャジャジャジャジャジャジャジャジャジャジャジャジャンジャン!)
チャラララー!チャララッ!チャラララー!!
ジャジャジャーン!ジャッジャッジャー!!
ジャー!ジャッジャジャララー!!(チャララッ!)
ジャジャジャーン!ジャッジャッジャー!!
ジャー!ジャッジャジャララー!!(チャララッ!)
チャラッチャー!チャラッチャー!チャラッチャー!
チャラッチャッチャッチャッチャッチャー!
チャー!チャラッチャー!チャラッチャー!(チャラー!)
チャラララララララチャラララララララチャラララララララチャララララララララー!!
ジャラッチャッチャッチャーララララー!!





容疑者抗体の献身




「で、何でこんな所にいるの」
「ここまで着いてきておいて分からないのかね、これだからニンゲンは」

今、私は隣町の大型劇場で、女の子達が出演しているコンサートを見ている。
自分と白子以外で、こんなに沢山の人間がいるのを見るのは初めてかもしれない。
しかも、デジタルワールドでアイドル活動しているなんて。

「彼女たちは今、デジタルワールドで一番人気のあるアイドルグループだ。グループ名は『でじもんクローバー48』、通称ニチアサヒロインだ」
「ギリギリな名前ね。いやむしろアウトか」
「見たまえ、彼女らの衣装。実に扇情的でけしからん」
「もしかしてアンタ、録画とかしてないわよね?」
「……何の話だ、私は何もしていない」
「バレたらつまみ出されるわよ」

目の前で展開される女の子達の歌とダンスは確かに上手いし、女である私も惚れ惚れする。
会場入り口で見たスケジュール表によると、彼女達はグループ内でも「チームデジデジ」「チームモンモン」という2つのチームに分かれていて、今私達が見ているのは「チームモンモン」の方らしい。
「チームデジデジ」の公演は午前中だったそうで、そっちの方が人気はあるらしいけど……正直、違いはよく分からない。
ジョンやナノモンなら分かるのかな。

特徴的な紫色の帽子を被った少女がセンターに立ち、海老反りのようなジャンプをしていた。
うわ、すごく頑張ってるな。
頑張ってるけど……。

「……はぁ。私、なんで今こんなライブ見てるんだろ」





約二時間ほどでライブは終わった。
会場に照明が点き、明るくなった途端にナノモンは立ち上がる。

「さて、帰るぞ。仕事が待っている」
「早く戻りましょ。白子が待ってるわ」
「あぁ、一刻も早く戻って撮影データを3D化し、リアルな彼女達のフィギュアを造らなければ」
「フィ……っ!?やっぱり撮影してたんじゃん!」
「言っておくがこれは自己満足のためではない。工場を潤すためだ。さっさと戻って、君も少しは役に立ちたまえ」

ぷっつん。
あ、ヤバい、何かがキレた。

「ふざっけないでよ!!」

思いっきり声を荒げてナノモンを怒鳴りつける。
流石に彼も驚いたのか、歩みを止めた。

「私はあなたの雑用じゃない!テイマーなのよ!デジタルワールドに来てからずっとあなたの言う通りに仕事して、いつかこの世界のために一緒に旅立てると思ってたのに、もうたくさん!あなたは最低のパートナーよ!!」
「サヤコ、どうしたのだね。冒険にはいつか出てやると言ったじゃないか」
「そのいつかが何時まで経っても来ないんじゃない!あなたの下らない仕事に付き合わされて、セクハラされて!最悪!あなたを信じてきた私が馬鹿だった!!」

溜め込んできたものが無意識の内にどんどん口から出てくる。
ああヤバい、なんか周りの人たちの視線を感じる。
でも止められない。

「サヤコ……」
「おっぱいだの盗撮だの下着のコピーだの……!さっさとあの工場を出て行けば良かったんだわ!そしてはじまりの街にでも行って、新しいパートナーを探すべきだった……!」

なんだか目頭が熱くなってきた。
言ってる内容が自分でも恥ずかしいのもあると思うけど。
ナノモンめ、全部アンタのせいだ。

ナノモンは何も言わなかった。
が、代わりに何か、リアルワールドで聞き覚えのある音が聞こえてきた。
ナノモンが外を見る。

「サイレンの音だな」
「サイレン……何で?」
「私にも分からんな」

なんだか、外にデジモン達が集まっているようにも見える。
私が叫んでたせいじゃないよね?

突然、背後から声が響いた。

「いや〜誰かと思ったらナノモンじゃないか、奇遇だなぁ」

振り向くと……そこには背の高い、ジャケットを着たいかにも強そうなデジモンの姿。
一見すると人間みたいなデジモン。
でも人間だったら、額に第三の瞳なんか無い。

「なんだ君かね、久々だな」
「通報があってな、今日は俺の出番という訳だ……ん?ナノモン、この可愛い女の子は誰だ?」
「あぁ、彼女は私のパートナー、サヤコだ」

右手を親しげに出してくる長身のデジモンと、急いでよそ行きの笑顔を作り直して握手した。

「サヤコ、彼はベルゼブモン刑事。本庁に勤めるエリート警察官だ」
「よろしくな、サヤコさん」
「よ、よろしくお願いします……な、ナノモン?ベルゼブモン刑事(けいじ)?」
「ベルゼブモン刑事だ」
「ベルゼブモン刑事(けいじ)よね?」
「ベルゼブモン刑事だ」
「……なんでそこでかたくなに読み仮名振らないの」
「読み仮名を付けない方が読者を増やせる場合もある」
「何言ってんのアンタ……」

ナノモンが何を考えてるかはこの際置いておくとして。
なぜ、こんなところに刑事さんがいるのだろう?
ライブを見に来てたのかな?

「いや、今回は大変な事態でなぁ……あぁそうだナノモン、折角だからまたお知恵を貸してくれよ」
「私は探偵ではないぞ」
「まぁ、まずは見るだけ見てくれよ。舞台裏に来てくれ」





「ガイシャの名前は鈴童アキホ、職業はアイドル。『でじもんクローバー48』のチームデジデジのメンバーで、センターを務める女の子だったそうだ」

私とナノモンは、ベルゼブモン刑事と一緒に劇場の裏側に来ていた。
信じられないことだが、私達がライブを見ていた最中、楽屋では殺人事件が起きていたらしい。
しかも、殺されたのは私が見ていたグループの一番人気の女の子……。

犯行現場の楽屋には白いチョークで人間の姿が描かれ、頭部の部分にまだ生々しい血痕が残っていた。
周りには「KEEP OUT」と書かれた黄色いテープが貼られ、警察のデジモン達が現場検証を行っている。

「推定犯行時刻は14:00頃、楽屋内だ。当時、アキホは彼女専用のこの部屋で休憩していた。凶器は遺体の横に転がっていた『Let's!TVプレイシリーズ デジモンバトルジャンクション』本体だ」
「なるほど、確かにデジモンバトルジャンクションの本体は鈍器としてうってつけだな」
「あぁ、本庁で扱う殺人事件ではマクドナルドハッピーセットのメタルグレイモンと並ぶくらいよく使われる凶器だ。だが残念ながら、指紋は拭き取られていて採取できなかった」
「せめて商品名に伏字くらい使いなさいよ」

酷い会話をする二人を注意する。
どうやらこのベルゼブモン刑事も、あまり言葉に気を使う方ではないらしい。

「犯行時刻にスタッフは全員この楽屋エリアから出払っていた。そしてその時間帯はお前達も見ていた、チームモンモンの公演中だ」
「ということは……犯行を行ったのは、既にライブが終わっていたチームデジデジの他のメンバー?」
「可能性はあるが、その時間は各自自分の楽屋にいたらしく、特定ができない」

なるほど、これは大変な事件だ。

「どうだナノモン、何か分からないか?」

ベルゼブモン刑事が聞く。

「ハッハッハッハ……さっぱり分からないよ。だが実に面白い」

どうも信じられない話だが、ベルゼブモン刑事が解決した難事件のほとんどは、ナノモンの知恵を借りなければ迷宮入り確実だったらしい。
確かに時々、ナノモンが謎の出張をしていたのを見たけど……。
大体、人が殺されたのは悲しいにしても、ナノモンがわざわざ関わる理由が分からない。
今だって、白子が工場で帰ってくるのを待っているはずなのに。

そんな不満が鎌首をもたげてきた時、扉が勢いよく開き、8人の女の子が楽屋へ入ってきた。

「アキホ!アキホはどこなの!?」

悲鳴のような声を上げながら、紫色の帽子を被った女の子が叫んだ。
確か、さっきのライブ中、センターで見かけた、あの……。

「残念ながら、鈴童アキホさんはお亡くなりになられました」
「そんな、アキホ……」
「嘘よ!」
「ひ、酷い……!」

女の子たちは一様に叫び、涙を流していた。

「ナノモン、彼女達はでじもんクローバー48の皆さんだ。右からサヨさん、キズナさん、アスカさん、リナさん、ミレイさん、アユミさん、リンリンシャオさん、オトタテシナさん」
「初めまして諸君、デジルフのナノモンだ」

ナノモンによれば『デジルフ』とはでじもんクローバー48のファンの呼称らしい。
どうでもいいけどなんでファンなのにナノモンが偉そうなんだろう。

「ぐすっ……な、ナノモンさん、私達のライブ見ていてくれたんですよね……ありがとうございます」

紫色の帽子を被った女の子……サヨちゃんが、涙ながらに喋り始めた。

「私、去年の総選挙でアキホちゃんに負けて二位だったんです。今年こそは勝つぞって、意気込んでいたのに、アキホちゃんは……」

でじもんクローバー48には年一回、ファンによる人気投票こと「総選挙」というイベントがあるらしい。
昨年、チームモンモンのリーダーを努めているサヨちゃんは、チームデジデジのリーダーだったアキホちゃんに僅差で負けていたのだそうだ。

「残念な話だったな。ベルゼブモン刑事が、この事件を解決することを期待するが良い」
「はい……ベルゼブモン刑事、よろしくお願いします……!」
「私からも、お願いします……!」
「あ、あぁ」

サヨと、彼女の隣にいたピンク色の服を着ている女の子・キズナちゃんが、ベルゼブモン刑事に頭を下げた。
すごい汗をかいている。
きっと、全力でライブをしていたんだろう。

他の女の子たちも、二人に合わせて頭を下げていた。
ナノモンは黙って、その女の子たちを見ていた。





「ねぇ、ナノモン。頑張って捜査している所悪いけど、私達探偵でも何でもないじゃない?それにこれはベルゼブモン刑事の仕事でしょ?白子だって待ってるわけだし、そろそろ帰った方が……」
「興味深い点を探究するのは科学の基本的な姿勢だ、サヤコ」

溜め息が出る。
ナノモンはさっきから、いくつもある楽屋をくまなく確認していた。
既に警察の人たちも来ているし、そんなことをして何の意味があるのかも分からないのに……。

「サヤコ、君は何か変だと思わなかったのかね?」
「え、何が?」
「彼女達を見ていて、奇妙なことに気づかなかったのかね」
「まさかナノモン、メンバーの女の子達を疑ってるの?」
「質問に答えたまえ」
「う〜ん……総選挙で二位だったって言うサヨちゃんが怪しいとか?でもまさか……」

犯行時刻のアリバイが証明できないのはチームデジデジのメンバー、つまりキズナちゃん、アスカちゃん、リナさん、ミレイさんの四人。
でもまさか、チームメイトを殺すなんて……。

ナノモンがすごくわざとらしくため息をついた。

「ニンゲンの洞察力の鈍さには全くもって辟易するな」
「ぐっ……私はアンタの口の悪さに辟易するわよ」
「君も見ただろう。あの中に……っ!こ、これはッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ゴミ箱を漁っていたナノモンが、突然何かに気づいた。
それにしてもこの『!』の数は10年くらい前のオリジナルデジモンストーリー掲示板でしか見たことがない。

突然、ナノモンは近くにあったサインペンを取り出すと、床に物凄い勢いで何かを書き始めた。

AA cup = top bust - under bust ≒ 7.5cm
A cup = top bust - under bust ≒ 10.0cm
B cup = top bust - under bust ≒ 12.5cm
C cup = top bust - under bust ≒ 15.0cm
D cup = top bust - under bust ≒ 17.5cm
E cup = top bust - under bust ≒ 20.0cm
F cup = top bust - under bust ≒ 22.5cm
G cup = top bust - under bust ≒ 25.0cm
……

ジャジャジャジャジャジャジャジャジャジャジャジャジャジャジャジャ!
ジャジャジャジャジャジャジャジャジャジャジャジャジャジャジャジャ!
チャラララー!チャララララーーーー!!
(ジャジャジャジャジャジャジャジャジャジャジャジャジャンジャン!)
チャラララー!チャララッ!チャラララー!!

「つまり13回吐いてんの!?掃除は!?」

ジャジャジャーン!ジャッジャッジャー!!
ジャー!ジャッジャジャララー!!(チャララッ!)
ジャジャジャーン!ジャッジャッジャー!!
ジャー!ジャッジャジャララー!!(チャララッ!)

「あぁ、本庁で扱う殺人事件ではマクドナルドハッピーセットのメタルグレイモンと並ぶくらいよく使われる凶器だ」

チャラッチャー!チャラッチャー!チャラッチャー!
チャラッチャッチャッチャッチャッチャー!
チャー!チャラッチャー!チャラッチャー!(チャラー!)
チャラララララララチャラララララララチャラララララララチャララララララララー!!
ジャラッチャッチャッチャーララララー!!




ナノモンは左手をフレミングの法則(だっけ?)の形で抑え、何かを考えていた。
私はと言えば、突然ナノモンの身体から鳴り始めたBGMがめちゃくちゃ大音量で五月蝿かったので耳を塞いでいた。
ちなみに彼が書いていた内容はゲス過ぎて説明したくもない。

「サヤコ、ベルゼブモン刑事を呼んでくれ。それとでじもんクローバー48のメンバーも」


















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